株ROM

株式投資ブログ

2018/6/7 銘柄メモ -ビープラッツ-

ビープラッツを2018年6月7日現在、保有資産に比して過剰ともいえる比率で保有しています。運用資産約850万円に対して、ビープラッツは、信用分も含めて約810万円分を保有。その理由をメモします。時間がないので簡易メモ。

 

1 ビジネスモデル

まずビジネスモデルについて。

(1)サブスクリプションビジネスを支援

クラウド、IOT、通信等におけるサブスクリプションビジネスを支援するプラットフォームビジネス。サブスクリプションがストックビジネスであるに加え、プラットフォーム自体もスットク型となっている。さらに従量課金も導入。

そのため、顧客のスットクビジネスが伸長することにより、ビープラッツの売り上げも伸長。

(2)プラットフォームの強み

継続課金を管理するプラットフォームは他にも存在するが、ユーザの使用従量やユーザーごとの条件が異なっても、管理可能であり、また、契約対象となるクラウドなどの種類が大きく増えても、これをワンストップで一元管理できるのが、ビープラッツのプラットフォームの強み。

「従量課金型のサービスを複数管理したり、外部企業からの仕入と販売チャネルを構築できたりといったサブスクリプションビジネスで期待されるサービスが繋がっていくプラットフォーマーは他にい」ないとのことである(次の参考記事から引用)

参考:https://signifiant.jp/articles/bplats-ipo-1/

さらに、ホリスティックレポートでは、ビープラッツのプラットフォームにつき、「 サブスクリプションビジネスを行う事業者向けシステムとしては、同社の製品は機能が豊富で、同社の製品を利用すると事業者は短期間にビジネスを立ち上げられ、かつ価格が他社のシステムより比較的リーズナブルである」との評価を得ている(次のレポートから引用)。

参考:https://holistic-r.org/c_info/4381/4381180406.pdf

2 対象市場

次に、ビープラッツのプラットフォームが対象としている主要な市場を確認する。

 (1)クラウド、IOT、通信の市場見込み 

ビープラッツが現在対象としている主要な市場は、クラウド、IOT、通信である。

いずれもまだまだ成長が見込まれる市場。MVNOは成長鈍化がささやかれるが、それでも成長分野であることに変わりはない。後述のソラコムとの連携にも期待大。

[クラウド]  https://japan.zdnet.com/article/35112990/

[IOT]  https://japan.zdnet.com/article/35108941/

[通信]  https://simchange.jp/cheap-smartphone-number-of-lines-sim/

(2)その他

ビープラッツは、電力・ガスやスマートデバイス、シェアリングエコノミーもサブスクリプションに適した市場であるとしており、今後は、これらの分野への進出も見込まれる。IOT関係では、自動車業界への提供も視野に入るのではないか。。

 

3 販売拡大の方法 

次にビープラッツの販売拡大の方法を確認する。

(1)間接販売を拡大

ビープラッツは、自社営業によるプラットフォームユーザーの拡大も行うが、今後は間接販売(パートナー企業による販売)を主軸にしていく方針のようである。ここで、決算説明書に書かれているパートナー企業を見ると、ビックネーム揃い。

・東京センチュリー株式会社

・GMOペイメントゲートウェイ株式会社

・富士通株式会社

・ユニアデックス株式会社

・パナソニックソリューションテクノロジー株式会社

・株式会社ショーケース・ティービー

(2)三次元の成長

また、ビープラッツは、自社の成長につき、三次元の成長を謳っている。

これの意味するところは分かりにくいが、①ビープラッツ導入企業の増加に伴い、②ビープラッツ販売事業者も増加し、③最終的にエンドユーザーが増加するという目論見である。

この点については、上記連載記事(https://signifiant.jp/articles/bplats-ipo-1/)のうち、二記事目が参考になる。

 

(3)その他の事業について

 その他、有力企業と次のような事業を行っている。これらも今後の販売拡大の礎になる事業である。

(1)デル株式会社(デル・ソリューションスクエア)

http://www.bplats.co.jp/news/2014/05/press-dellsquare-4/

(2)三井物産エレクトロニクス(製品のサービス化ソリューション開発)

http://www.bplats.co.jp/news/2015/06/mbel-iot-5/

(3)マイクロソフト(CSPプログラムパートナー支援)

http://www.bplats.co.jp/news/2016/11/ms-csp/

(4)株式会社ソラコム(ソラコムモジュールの開発)

http://www.bplats.co.jp/news/2017/12/soracom/

 

4 現状

(1)前期のビープラッツの売り上げは5億5000万円。今後の対象市場の拡大が予想されることからすれば、現在の売上規模は、極めて小さく、今後の大きな成長が見込まれる。逆に、この成長が見込まれなければ、上記のようなビッグネーム企業がこぞってパートナーになるとは考え難い。

(2)今期、ビープラッツは、売上約8億1500万円、営業利益1億7700万円、一株益約130円の予想をしている。これに比して、株価は9000円程度であり、PERにして約70倍を切っている。時価総額にすれば100億程度。

(3)上記ビジネスモデルの優秀性、市場のテーマ性、成長性、ビックネーム企業がパートナーであることへの期待感からすれば、正直このPERでもかなり安いと思われる。

株価が祭りになってもおかしくないほど、この銘柄はポテンシャルに富んでいる。時価100億程度の企業ではない。